「星を継ぐもの」

「ハードSF」って聞くだけで、手が引っ込むけどね。
あまりにも評判がいいみたいなので挑戦してみました。
SFミステリ、なのかしらん？


「星を継ぐもの」J. P. ホーガン作／池央耿訳、1977年
創元SF文庫

『月面で発見された真紅の宇宙服をまとった死体。だが綿密な調査の結果、
　驚くべき事実が判明する。死体はどの月面基地の所属でもなければ、まし
　てやこの世界の住人でもなかった。彼は五万年前に死亡していたのだ！
　一方、木星の衛星ガニメデで、地球の物ではない宇宙船の残骸が発見され
　る。関連は？
　J. P. ホーガンがこの一作をもって現代ハードSFの巨星となった傑作長編！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（文庫裏表紙より）』


結構面白かったです。
最初の方はわけわかんない単語とかカタカナとかで、読み切る自信をなくしていましたが
佳境を迎えると続きが読みたくて待てないぐらいでした。

でも私にはSFを読む力はまだ備わっていなかったようで、大事な場面で「？」となってしまい・・・（涙
とっても面白かったのに、なんかとってももったいない感じでした。
ネタバレになってしまうので、詳しくは先の方に書いてあります。
この小説をすでに読んだ方はぜひ、無知な私にご教示ください。。。

関係ないけど、なんかね、とても感銘を受けた文章が、これです。
二十一世紀初頭三十年の間に、月への旅客便の座席は大手の旅行代理店で予約できるようになっていた。

なんという・・・　ドラえもんとかアトムとかとはまた違いますよね。リアルな空想。
こういうこと考える人、なんかいいなと思えてしまします。笑
空想だけでなくて、実際に研究にあたっている人もカッコイイと思います。
研究者って、尊敬もするし、羨望もありますね。
だって楽しそうなんだもの。

この小説も、科学者みんなが一生懸命に謎解明に取り組んでいて、ロマンに溢れています。
素敵な小説。だけど、理解できなかったんだ・・・orz



↓ネタバレありです。（PCでご覧の方は反転してください。）

最後の最後、クライマックス、わからないんですよ・・・
それまではたどたどしくではあるけど、追いついて来た、と思っていたのですが・・・







ミネルヴァの月と地球の月は全く同じものなのです=3（ドヤァ）


・・・って　え　いつ違うと言ったの！？？？？？（汗

同じものだから、距離の問題とかで悩んでいたのではないの！？？？？？
私はずっとそう思っていたよ・・・
だから衝撃を受け損ねちゃったよ・・・（悲

だれちゃって飛ばし気味だったところに違う月論が書いてあったのかしら・・・
それとも私が馬鹿すぎるのかしら・・・

もしよろしければ、どこらへんを読み直せば理解できるか教えてください・・・（泣



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